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東方紅魔郷SS 更新7

回想⑥(Stage5)
 咲夜の登場にいささか戸惑った霊夢であったが、その隙に咲夜は話を始めた。
「貴方が博麗の巫女ですか。…さて、お嬢様から貴方はお帰りであるという風に伺いましたので、お見送りのため参上いたしました。玄関までの道順はお分かりでしょうか。」
「…ご丁寧にどうもありがとう。でも貴方のご主人様は何か勘違いをしているようね。私はまだこの館での用件は終えてないわ。そうね、せっかくだから、貴方に聞いてみましょうか。このごろ幻想郷に紅い霧が発生しているのだけれども、……もちろんご存知よね。その原因を聞いたことはない?」
霊夢は当然の質問を口にしたが、しかし咲夜は首を傾げるばかりで答えようとはしなかった。嘘は『言わない』よう命じられているのだろう。
霊夢は、パチュリーに紅茶の礼を述べ、更に魔理沙に出かける旨を伝え、図書館を出ようとする。
「霊夢様、勝手は困ります。」
もちろん、咲夜は黙っていようはずもなく立ちふさがった。既に手にはスペルカードを用意しているようだ。一言もなく、なんの合図もなく戦闘は開始される。その構図は非常にわかりやすい。主の命を遂行する咲夜と、己が使命を遂行する霊夢、である。
戦闘自体は非常に単純なものであった。お互いが決定打を出すこともなく、ただただカードを消費するだけの消耗戦となっていた。この間ずっと霊夢の気にかかっていたのは魔理沙の言っていた咲夜の特殊能力のこと。今のところそれを使っている気配はない。
「ねえ、咲夜。魔理沙から聞いてるわ。なにか手品が使えるんでしょう。せっかくだから見せてほしいわ。」
 しかし、咲夜は挑発に乗らず「はて?なんのことでしょう。」ととぼけている。
そしてそれは霊夢の放った弾が咲夜に直撃する直前であった。明らかに回避不可能であり、「よし、おとした」と霊夢が直感した瞬間、「くるはずもない方向から来た弾幕」によって、ゴンッという鈍い音とともに霊夢の意識はブラックアウトした。

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